伝統の技を守り、伝える、真剣、そして楽しく。
この道ひとすじ、
キャリア50年以上の大先輩です。
ふたり合わせて 100年あまり・・
北茨城市に、高岡さんご兄弟の仕事場
『ケヤキ工房 たかおか』が あります。 もともと指物師で建具師のお二人。
木に対する愛情とこだわりは、そばにいるだけでも勉強になります。
とくに、親方(兄)のナニげないことばには、ずいぶん励まされました。
たくさんの経験と困難、時代を乗り越えてきた職人の世界。
自分も、そのなかの ハシっこにでも しがみついて、生きていこうと思います。
茶箪笥などを得意とする、弟さんの高岡庫三さん 庫三さん(弟)は、もくもくと仕事をこなしていく人です。
面倒見のいい方で、いつも優しく、いままでずいぶん いろんな悩みなど相談に
なってくれました。
タンスずくりが得意で、うちのお店に飾る
大きなショウケース(ケヤキとひば)も
作ってもらいました。 一間四方のショウケース
親方(兄)の高岡務さん。現在、ウッドさくらクラブを主催。 現在、親方は『ウッドさくらクラブ』という
木工教室を主催してます。お弟子さんは、男女20代から70代まで30人ほど。遠くは埼玉から毎週通ってくる人もいます。教えは、厳しいですが、お弟子さんの作品をみると、レベルがかなり高いです。
昨年四月、ウッドさくらクラブの仲間で、材料の買い付けに行ってきました。
ふだんは、メンバーそれぞれ
都合の良い曜日を決めて教わりますが、
こんなときは、みんなが一同に集まります。
皆さん、あったかくて楽しい人ばかり。
この日は、一日じゅう笑いっぱなしでした。